2008年11月17日

ウラマチリ

前浜さんに誘ってもらい、ウラマチリへ行く。

マチリは、いわゆる「祭」ではなく、神様を祭る=祀のほうの儀式。
執り行われる約1ヶ月の間、四つ足(豚、牛、馬ほかカメなども含め)を食べない。
鳥や魚は大丈夫とのこと。

島の中みんながそうなるかと思いきや、儀式に参加する人でなければ、そこまで厳しいものではないらしい。
仲嵩の家でも、豚肉を炒めていたので聞いたら、期間中に島の中でつぶすのが良くないのであって、加工されているポーク等は特に問題ないそうだ。

そもそもは、マチリに向けて、神様に供えるために特別に豚や牛などを育てていた。
しかしマチリの前に、そのお供え用の家畜が死んでしまった。
その死んでしまったものをお供えしたところ、神様が怒り、様々な災いが起きた。
それ以降、四つ足を食べないという慣わしができたのだそうだ。

13か所でマチリをやる。
昔はそれぞれに司(つかさ)がいたが、継承などの問題で、今はたった一人、しかも普段は石垣に住んでいる司が13か所をまわっている。

マチリは何のためにやるのか?
ざっと聞く限りは、五穀豊穣や健康、安全祈願など全般で、それぞれのマチリに、特に何のため、というのが割り当てられているようだ。
ウラマチリは、牛・馬など家畜の健康と繁殖の祈願にあたるらしい。

貴重な機会をいただいて、ありがたい限り。
行く前に、潮水で身体を清めるのだそうだ。
潮水(なければお塩+水でよい)で口をゆすいだら良いとのこと。

はじめ、剛さんが連れてきてくれたところは、明らかに覗き見をしている感じだったので、本当に見ていていいのか不安になっていた。
しばらくして前浜さんが来て、中に招き入れてくれた。

特別な踊り、ということだったが、中学生の今度はお母さん方が、踊りを披露していた。
中学生がやっていた踊りがほとんどだったが、最後に豊年の踊りが披露され、それはなかなか面白かった。
小(笑)劇のような感じ。


最後のドゥンタになる前に、剛さんに呼び戻された。
ドゥンタは飲みながらずっと踊るらしい。

水をまきに行くと、ホウレンソウの芽が出ていた。
三日で芽が出るのは、やはりEM菌の力らしい。
me.jpg

嬉しい。
私の手で耕した土、まいた種から、芽が出た。
これはちょっと自信がついた。
私も、なんとか、百姓始められそうだ。
仲嵩さん、与那国のおかげ。
あらーぐ、ふがらっさ。
posted by かわら at 22:47| Comment(0) | 与那国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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